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イノシシ肉の部位と美味しい食べ方

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イノシシ肉は、「ぼたん鍋」と言われるほど人気のあるジビエです。栄養も豊富な食材です。鹿肉には及びませんが、豚肉と比べても「低カロリー」なのも魅力です。
味は、沖縄の「あぐ~」(沖縄在来種の豚)に似てると言われています。

当店は、東京食文化創研舎(通称、食文研)のイベントで毎年春に東京お台場の「東京BBQ」に参加させていただいています。そこで毎年沖縄のやえやまファーム様とご一緒するのですが、「さすが在来種と先祖だけあって味が似てるね」なんて話したほどです。
(今年は残念ながら東京BBQは1年延期となりました)

いのしし肉の部位について

豚肉の部位はごぞんじの方は多いと思います。
いのしし肉も同じなので、分かりやすく豚肉で説明します。

「ロース」「肩ロース」「モモ」「ヒレ」「バラ」は良くスーパーでも見かけられます。※当然ながら、いのしし肉も全く豚と同じ部位があり名称も同じです。

スーパーの豚ロースは、見るだけで「トンカツ」とか「トンテキ」とかに使われています。
肩ロース「スライス」が多いのではないでしょうか?
ヒレは、部位の中で一番柔らかく、脂身もないので「ヒレかつ」用に・・
※ヒレは部位の中でも一番小さな希少な部位なのでお値段は高め(イノシシも同じく)

たっぷりのった脂身がイノシシ肉の魅力です。豚肉に比べて脂っこさがなく、甘味があるのが特徴です。

モモ肉は、「うちもも」「そともも」「しんたま」「らんぷ」という部位に分かれるのですが、スジの少ない部位は「かつ用」、スジが多い部位はカレー用など、部位の特徴に合わせてカットされて販売されています。

ロースに比べて脂身も少なく弾力があるのがモモ肉です。煮ても焼いても美味しい部位です。歯ごたえのあるしっかりした食感があるのでコクのあるイノシシ肉の旨みを堪能できます。

スライスされて売られている部位は、うで(肩)肉が多いのですが、モモに比べてウデは小さいのでスジが目立つ(パーツが小さいので多く感じる)ため、スジに逆らってスライスして販売されてる事が多いです。

イノシシ肉のカットチャート

スーパーではお客様がお求めやすいように「とんかつ用」「しゃぶしゃぶ用」とか、「カレー用」とか書いてあるので使いやすいと思います。

イノシシ肉のカット(スライス)の厚みについて

【スーパーの豚】
スライス肉の焼肉用は厚めに切ってあります。
生姜焼き・鍋用は、薄くスライス
しゃぶしゃぶ用は、さらに薄くスライスしてあります。

当店のイノシシ肉は、焼肉用は、手切りの場合は5mmくらい、スライサーで切る場合は3~4mmくらいです。
生姜焼き・鍋用は、スライサーで2mmくらいです。
しゃぶしゃぶ用は、1.5mmくらいでスライスしています。

ほとんどスーパーの豚と同じ厚さです。

ひき肉(ミンチ)について

栄養たっぷりなイノシシ肉!
ひき肉は、みんな大好きハンバーグやパスタソースなどに早変わり!!
いつもと同じ作り方をするだけで「栄養満点!ボリューム満点!」のいつもと違った滋味あふれるメニューの完成です。

いつも食べなれてるメニューだけに肉の違いがはっきり分かります。
是非いちどお試しを!!

いのしし肉は、豚肉をイメージしてお料理すれば失敗無し!