人と犬がともに生活するようになったのは、１万２千年以上前と言われており、その頃の関係は、犬は番犬や狩りのパートナーとして働き、人はそれに見合う対価として食事や寝床を提供していました。時代は移り変わり、人の生活も豊かになり、犬への食事も変わってきます。ドッグフードの原型は、イギリスで１５０年も前に存在していたと言われ、日本においては、1960年ころから本格的なドッグフードの普及がはじまりました。
その後進化したドッグフードと獣医療の進歩によって犬の寿命は格段に延び、近年では、更に自分が食べている食材で愛犬にごはんを作りたいと考える人が増えています。しかし、何をどれだけあげれば良いかわからないと悩んでいる人の声がとても多いのが現状です。
全日本動物専門教育協会
最近ペット用に買いに来られるお客さんが増えているけど、大丈夫？
鹿肉が良いと獣医さんに聞いてきました。ってお客様が多いんだけど、「どのくらいあげれば良い？」とか「あげる量は？」とか聞かれると、さっぱり知識が無いから戸惑う事が多いよ。大丈夫じゃ無い！！
ペットは自分で食事を選べないから、無責任な発言はしちゃイカンよ。野生の僕たちは自己責任だけどペット達は選べないからね。
ネットで調べた限りでは、本当に鹿肉は人だけじゃなくて犬にとっても良い食材という事は分かったけど、ネットの情報だけでは、本当にそれで良いのか疑問なんだよね。せっかく鹿肉あるから、喜ばれる犬のフードを販売したいのだけど・・まだ勉強不足だよ。小型犬～大型犬、年齢によっても変わるしね。
最初は偉そうなウンチクはやめて、犬のオーナーにお任せできるように鹿肉そのものだけの販売にしよう。しっかり勉強しながら一つずつ商品を増やせば良いよ！手作りご飯はとりあえず、後回し！！
栄養成分そのままの乾燥フード
見た目はドライフードですが、ただ乾燥させただけのお肉ではなく、「マイクロドライ減圧法」という乾燥しても成分が変わらない技術をつかっています。
藤枝市 西光エンジニアリング 沖友
この特殊な技術を開発した「西光エンジニアリング」という会社開発した機械を使い「沖友」という会社で作っていただいてます。この技術を使った「みかん・いちご・トマト」（※商品名スゴカン）などは、人間界でも大好評です。
マイクロドライ減圧法で乾燥させる事により、鹿肉の栄養成分そのままの秘密はこちら！
椙山女学園大学 生活科学部 卒業研究
完成した商品は、椙山女学園大学の保田倫子研究室の河添有紀さんから卒業論文のテーマとして取り上げていただきました。
研究の結果、水分は大幅に減っていますが、濃縮された分栄養成分が増えているのがわかります。
元の生肉と乾燥後の比較（当社のお肉比）
保田倫子研究室、2018年度卒論生 椙山女学園大学生活科学部
河添有紀さんの卒業研究の結果から抜粋
野生の肉という事で学生のみなさまが戸惑われるのでは？と思っていたのですが、
保田先生はじめ、学生のみなさまからジビエ肉の栄養バランスについてご興味をもっていただき実現する事ができました。
大変感謝しております。
ジビエ七夕BBQ
学生のみなさんに感謝の気持ちを込めて、鹿肉を送らせていただきました。
研究していただいているモモ肉をドーンとブロックで送ったのですが、みなさん楽しんでさばいてくれました。
みんなどうしてるかな～？
お客さんから水に漬けたら元のお肉に戻ったとの報告も受けてます。軽量でコンパクトなので「しつけ」や「おやつ」、食欲が無い時にご飯に混ぜてもOK！！